Dr.赤枝4つの夢

Dr.赤枝4つの夢

1 私はこれまで思春期の子ども達の性感染症無料匿名検査を、行政が行ってくれるよう働きかけてきました。有難いことに港区のご理解が得られ、平成19年度より港区によるエイズ、梅毒、淋菌、クラミジアの無料検診(通称AIチェック)が開始いたしました。
これが1つ目の夢でした。
2 2つ目の夢は、子宮頸がんの若年化の原因になっているヒト・パピローマ・ウィルス(HPV)の無料検診でした。私の調査でも高校生の30〜40%が罹患しています。しかし、HPVの検査は健康保険が適用されず、約1万円かかります。若い人達にはとうてい受けられません。幸い、東京都港区医師会のご協力により、平成19年度から港区が行なう子宮がん検診の際、20歳代の女性に無料検診を実施することになり、平成20年には拡大実施(200名)いたします。
平成22年4月よりHPV検査が健康保険適応になり、保険証があれば2,000円くらいで受けられるようになりました。
子宮頸がんをワクチンで予防することには反対です。
3 3つ目の夢は、港区に住む女性全てに、特にこれから出産を予定している女性に「安心出産、安心育児」の支援を電話サービスで行なうことです。東京都港区医師会では、平成20年4月より無料テレホンサービス「ハロー赤ちゃんダイヤル」を開設しました。「赤ちゃんポスト」をなくすために育児支援をすることが重要だと思ったからです。
4 4つ目の夢で私のこれまでの夢が完成します。
性感染症や望まない妊娠を予防し、健全な性教育を推進する基地を港区内に作りたいと思っていました。今のところ確定はしていませんが、港区と相談中の「M-STAR計画」です。「M」は港区のM、「STAR」はSelf Trust and Respectという私の造語を短くした言葉で、将来輝く星になって、という願いをこめた「STAR」です。
港区内のどこかにこんな空間を作って、子ども達の居場所にし、正しい性の知識を広めたいと思います。
また、この中では定期的に性感染症検査(AIチェック)が無料、匿名で受けられ、数々のSTD資料やグッズを展示します。テレビやラジオの収録を行なうスタジオでは、若者のバンドの練習スタジオとしても使います。
このような機能を持った「M-STAR」の完成が私の最後の夢です。皆様、ご支援よろしくお願い申し上げます。

これらの夢が実現したあとには、エイズをはじめとする性感染症や望まない妊娠が減少し、心身ともに健全な若者が育ってゆくはずです。
うれしいことに、私が文化放送でラジオ性教育番組を始めた次の年から6年間毎年、10代の妊娠中絶が減少し続けています。

Dr.赤枝の最近芽生えた夢

1) 若者と接していて感じるのは、義務教育がしっかりやられていないことです。
中学までのお勉強をしっかりやっておけば、必ず社会に適用する知識が身につくのです。
中学校は勉強を全くしなくても卒業できるということが、若者のフリーター、ニート、ワーキングプアへとつながっているのです。
私は中学校の卒業試験を提案します。できなければ補習を繰り返します。そんな義務教育推進法案が港区で条例化されるようがんばります。義務教育を見直して、強化する法案です。
将来、税金を払える若者になって欲しいのです。

2) 深夜働く1人親のお母さんの為の保育所を作り、安い料金で提供します。親子が一緒に住めるようにしたいと思うからです。