私は、オケタニ式乳房管理法研鑽会と協力して、途上国の母子保健の向上に努力しております。
平成6年より、バングラデシュにオケタニ式をマスターした助産婦を2名づつ派遣し、また、バングラデシュから医師、助産婦を日本にお招きし、研修に励んでいただいておりました。
現在も桶谷式乳房管理法研鑽会の渡航に協力しております。
途上国の爆発的な人口増加は、やがて地球の環境汚染につながることが危惧されております。
そのため、母乳を促進することにより、産児と産児の間隔を2~3年間空けることができ、自然の産児制限が期待されます。
母乳促進運動は途上国のPHC重要なプログラムと考えています。
現在バングラデシュ、ダッカにある国立母子保健センターの中にアカエダ・オケタニ・ラクテーションセンターが設置されていますが、毎日母乳管理を受けるお母さん方で溢れています。
平成20年11月、平成21年4月に粟野雅代助産師がバングラデシュにて現地助産婦の研修を実施し、平成21年3月に久保伊都子助産師が調査のため、バングラデシュに渡航いたしました。